おひとり様閉館後海遊館日記4

いや……3くらいで終わるつもりやった……

 

5で終わります! 多分!

 

こちらに背を向けるジェンツーペンギン

背中で語るで。

ペンギン様たちは「閉館? なにそれ?」というくらいに通常運転でした。羽毛が大変密でよき。あっよきっていってしまった。(わざとらしい)(使ってみたかったらしい)いや、よろしゅうございますね。(咳払い)

関係ないですがわたくし幸いなことに親子ほどに年の離れたお嬢さんとスマホでメッセージのやり取りをできるという恵まれた環境にありまして(たまたまですが)、若い方の頭の回転の速さ、語彙の選び方の面白さにいつも感心させていただいています。老獪ならばそれなりに、若ければ若いほど、各々違った感性の語り口で、つまり

みんな違ってみんないい。(いいたかっただけ)

いつもメッセージを自分で最後にラリーを終えようと気遣っていただいているのを感じます。ええんやでおばちゃんが最後で。楽しいからっていつまでも続けてほんとにごめんよ。あんたほんまええ娘さんやからうんと幸せになるんやで。(何目線)

 

こんなんやってるから話が進まないんですよ。失礼しました。ペンギンさんたちの中にも絶対自分がニンゲンに好かれていると確信してぴょんぴょん無意味に跳ねかわいい姿を見せつけてくるこころにくい個体(風評被害)もいれば、ぼーっと好きにたたずんだり腹ばいになったりしている個体もあり、存分に水面をばちゃばちゃする個体あり。でもここもいつもみんなの人気撮影スポットでなかなかのんびりできないからな。堪能できて楽しいよ。ありがとうよ。

両翼を広げてこちらに向いてポーズを決めるジェンツーペンギン

無駄にかわいさを振りまく個体 なにそのポーズ

↑右のほうに茶色い赤ちゃんペンギンもいます。でかい。

こんな感じで寝ている動物たちもいれば、まだまだ起きていて遊んでくれる生き物もいて、ほんとに楽しいものですね。一緒に寝ても楽しいのだろう。24時間楽しいのだろう。生き物と一緒に過ごすというのはきっとそういうことなんだろう。そんなふうに思います。

 

ほぼシルエットの二頭のカマイルカ。一頭は奥を、一頭はこちらを見ている形。

宵っ張りのイルカさんたちも来館者をかまってくれた やさしい

これまた人気で(略) 案内の方が「静かなので耳をすませばイルカの声が聞こえるかも」とおっしゃってましたが、ほんまに鳴いてた。おお。ところでキーパーさんたちはイルカ語わかるんやろか。なんか少しはわかられる方もおられそう。

しかしこんな大きな建物でたくさんの生き物に元気に過ごしてもらうなど途方もないお仕事だ……でもここにきてイルカに手を振った子供たちはきっと大人になっても海にごみを捨てたりしないと思うよ。そうあってほしい。むろん大人もそうですが大人は来なくともわかっておけという話。

 

終わらないので長くなりますがもうちょい続けます。

 

青い水槽の真ん中にジンベエザメ、その下にはくっきりと影が落ちている

海遊館のシンボル。

お魚は回遊しています。この大きな太平洋水槽、できた当初くらいに訪ねてきたとき(さすがにまだ若かりし頃でした)ものすごく分厚い張り合わせのアクリルだと聞いて、当時水槽の素材はガラスとしか考えたことがなかったのでびっくりしたことを覚えています。たくさんの工夫でこの大水槽を、30年も前に実現したのはやっぱり本当にすごい。ビルの中に水槽があってずっと眺めながら降りていくなんて本当に画期的で、そして今でも画期的なままなんではないかと思います。

そらあ外国人観光客の方もたくさん来るわ。

ジンベエザメさんも何度か代替わりしている、昔泳いでいた魚や生き物にももういない種類もある、それでもいつ来ても新鮮な気持ちで楽しめる素敵な水族館です。

昔はラッコさんもいたよねえ。

 

続きはまた明日。やはり5では終わらぬ