おひとりさまはおおいに思い入れあるゼロ距離水族館を目指す 2
ところで「電車で寝過ごしたら終点の大変遠いところまで行ってしまった」という話を、自身が体験はせずとも人から聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そのたどり着いた先が同じ都道府県内、あるいは(あまりに広大な面積の道県は除き)隣の都府県あたりであれば「あらまあ」くらいで済むでしょうが、隣の隣の県とかまで行ってしまうとさすがに「ここどこ」と途方に暮れる気持ちになるのではないかと私は思います。
そしてそのトンデモ体験をさせてくれるのが……
我らが!! 近鉄電車だ!!
「そ、そんなに?」というくらいの長さを走っていらっしゃいます。
昔近鉄電車に乗って、車内に掲示された路線図を見て、率直に「無茶苦茶だ」と思いました。JRでもないのになぜこんなに遠くまで行けるのか……
https://www.kintetsu.co.jp/station/(近鉄電車路線図)
そんな近鉄電車は素敵な特急がたくさん走っているところもまた大変な魅力で、乗れたら乗りたい電車がいっぱいあります! 島風とか! 青の交響曲とか!! 実は火の鳥に乗ったことはあります、とんでもラグジュアリーでした。正確には乗せてもらったのですが!(自腹ではない)
さてさて、伊勢シーに行くぞ! と決めて、まず乗換案内アプリで経路を確認します。伊勢シーさんではトドやアザラシ、セイウチやアシカ、そして珍しいツメナシカワウソのお食事タイムなんかをイベントとして毎日行っておられ、なんとその際に生きものたちに触らせてもらえたりするのです!
そのお食事タイムをすべて網羅できる時間に行きたい。You Tubeで見たあの子やあの子に会えるかもしれない! 触らせてもらえるかもしれない!
なかなか結構な早起きスケジュールになりましたが、これならばという予定を立てて地元から近鉄電車に乗り込みます。
で、そのスケジュールでは、ごく普通の特急車両(ビスタカーなど)にしか乗れないのでした! 残念無念。そのうち、いつか、必ず……! 伊勢志摩方面でしたら上記の島風か伊勢志摩ライナーというのに乗れることがあるかもしれません。
さすがに乗車時間もなかなか結構なものになるんですが、車窓からの景色が物珍しいので全然苦ではありません。お天気悪かったはずですが気になりません。山間を抜け広々した田んぼを眺め、近畿地方をこれでもかと横断する近鉄特急。
途中で私の大好きな長谷寺や室生寺のあたりも通り過ぎます。あっあっちょっと降りたい、お参りしたい。また今度……

大きな大きな観音様がいらっしゃる長谷寺
うるわしの女人高野室生寺
近鉄に気を取られすぎて伊勢にたどりつかない。
すみません次に続きます。
おひとりさまはおおいに思い入れあるゼロ距離水族館を目指す 1
続けてやらないとブログの存在を忘れてしまいます鳥頭な私ですこんばんは。
本日ただいまからはタイトルだけで知っている方は「ぴーん」とくる水族館の話です。とっても思い入れがあるので少し長くなるかもしれませんがすみません。
わたくしごとですが、一昨年に父親を見送りました。十代の頃に母を亡くしましたので、長らく片親として私やきょうだいを育ててくれた父でした。
余命宣告を受け、もう手の施しようがなく自宅療養を選び、私も仕事を辞め介護に専念しようとしていました。
病院ではっきり宣告される前から父は弱ってきており、先の見えてしまった親の命と向き合い気持ちを持て余しうつうつとしていた日々、現実逃避のようにYouTubeなどで色んな動画を見ていました。
そんなおり見て涙した動画が以下のそれです。
どうしてもやってくる終わりと対峙している私にとって、死んでしまうかに見えたのに息を吹き返してくれた奇跡のような命は本当に本当に嬉しく尊く、またアシカの彼を呼び戻すために懸命なスタッフさんの姿とその後彼が生きてくれたことを大喜びする様子は本当に心洗われるどころの騒ぎではなく、大変な救いになってくれました。
水族館や動物園のみならず命と向き合う現場ではままあることなのかもしれませんが、それでも私はこの水族館が大好きになりました。
父を見送って翌年の春のことです。仕事も辞めていたためすることといえば法事や家事で、もちろん再就職を目指してはいたものの、ありがたいことに私はモラトリアムの期間をもらっていました。
私はそれまで近くの公園に行って池に来る水鳥を眺めたり、隣の市の動物園に行ったりして「私と関わりなく元気に生きているように見えるもの」を見て自分を癒そうとしていました。親の死というダメージから立ち直りたいと望んでおりました。


そのうち近所にパートに出ることにもなり、人と話すようになり、私は少しずつ社会復帰しよう、日常を取り戻そうとしておりました。もちろん一人でそうすることは難しく、親戚の方やきょうだい、友達や勤め先の方との他愛ないお話など、身近な人や物事がたくさん私の心身を支えてくれていました。
確か法要が少し一区切りついたからだったと思うのですが、私はようやく自分に少し遠出を許そうという気になりました。それまではとてもではないですが自分のため旅をしようという気にもなれずにいたので。
どこか遠くへ、記念すべき久しぶりの遠出、では私はあのあこがれの水族館へ行きたい!
それまでたくさんYouTubeの動画を見て、どんな生き物がいるか、どんな施設なのか、行ったことはないのですが随分知った気になっていたその水族館。
なんと生き物に触らせてもらえることもあるというその水族館。
そしてあのあこがれの奇跡のアシカ「日向くん」と他スタッフさんたちがいる水族館。
※ちなみにアシカは常設展示されているわけではないのでいつでも会えるわけではありません。
当時は改名されておらず「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス」という名前だったと思います。
今現在(2023年10月改名)の名前は「ゼロ距離水族館伊勢シーパラダイス」
略して伊勢シーへ……!
いつ見ても路線図が途方もない超長距離営業(※私鉄では日本最長らしいです)近鉄電車に乗って!
おひとりさまは!
あこがれの地へ!
いよいよ!
行ってしまいます……!!!
具体的に訪問した話は次の投稿で。
ちなみに近鉄電車ではもちろん伊勢に行けるのですが、うっすらとあちこちに「神社仏閣にお参りするのに便利な鉄道が引かれている」パターンがあることに気づきだしている私です。水間鉄道とか……!(水間観音にお参りするためと聞き及んでおります)
いやこれって有名な話なんでしょうか。無知ですみません。恥ずかしさ爆発。「どうしてその路線があるのか」についてあまり考えることなく乗っているなと気づきました。
次に続きます!
おひとりさまバスに乗り城崎マリンワールドへゆく 5
玄武岩という石を、多分みんな学校の授業で習ったと思うのですが、その道に進まれるような方以外は、習ってすぐは覚えていてもそのうちに、なんだっけそれ? となりがちなものだと思うのですが、私は近年それをテレビ番組で見ました。
歴史と地理のマリアージュが快すぎる大人の科学番組。それでタモリさんも訪れていらした聖地。
そう、玄武岩、という名前のもとにさえなった、玄武洞という洞窟がここ城崎にはあるのです!
「柱状節理」という、何がどうしてこうなったのかわからない自然の作り出すミラクル、どこから見ても人工物にしか見えないきれいな多角形の柱状の岩が立ち並んでいる場所、それがここにはあるのです!
見れたら、見たい。という程度でしたが、時計とにらめっこしたところ、城崎駅前からタクシーに乗れば十分、帰りのバスの時間までには間に合うでしょう。
というわけで、名残惜しい城崎マリンワールドから離れて城崎駅前に戻り、ついでに大きな荷物をロッカーにしまい身軽になってから、運よくちょうど停まっていたタクシーに乗せてもらいます。
「玄武洞公園までお願いします」
運転手さんは頷いて走り出してくれました。ついでに玄武洞公園は大体これくらいの時間で回れるだろう、などの情報も教えてくれます。ありがたい。
ですが運転手さんのサービス精神はこれはまだ序の口でした。
「こちら側の田んぼあたりに、コウノトリが見られるかもしれません」
「えっ、コウノトリ!」
戦後数が激減して、一度滅びかけてそして多くの方がそれはもう苦労して復活させた(確か野生では一度絶滅して、海外の個体で再繁殖を試みた)コウノトリ。
そうか、城崎のあるここ豊岡市はまさにその本拠地でした……!
忘れてましたすみませんとは言えないわたくしでした。すみません。城崎といえば、温泉、マリンワールド、その前にコウノトリ。
見られるというならせっかくなので見たい、目を皿のようにしてきょろきょろしますが、いない。残念、と思ったら、「あっ、そこにいますよ」運転手さんの指し示す田んぼに、確かに大きくて白い鳥が! そこらじゅうで見られるサギなどとはまた違うたたずまい。これが! 会えた、会えたねコウノトリさん……!
すっかりほくほくする私をどう思ったのか、タクシーの運転手さんはたどり着いた玄武洞で、トランクをごそごそして、貰い物だけど、と、そこから取り出したものを私にくれました。
おっきいコウノトリのカレンダー。
……ありがとうございます! そんなに、そんなに好きそうでしたか……! 忘れてたって、もう絶対何があっても言えない!
かくて、玄武洞付近を謎の筒(カレンダー)を振り回して歩く妙なおひとりさま観光客が爆誕したことをここにお知らせいたします。イエーイやったね。いらなかったら捨ててもいいよっておっしゃってたけど、せっかくなので旧年中は我が家に貼っていました、思いがけず目つきの悪いコウノトリのカレンダー。遠目に見たらかわいいのかと思ったのに目が怖いコウノトリ。コウノトリは生きて繁殖しているだけですが、一度滅ぼしてすまんかったまた戻ってきておくれという我々の望みに応えてくれてありがとうコウノトリ。まあでも、あえて人の近くを選んで生きる種類の野生動物が、のびのびできる環境というのは、もちろん共存する人間にとっても悪い環境ではないですよね。環境を整えるのは自分たちのためでもあるのだ。多分。知らんけど。

玄武洞は「玄武洞」「青龍洞」といった五つの洞からなり、めっちゃくっちゃかっこいい、ほんとに自然と思えない六角形の整った形の岩が立ち並んでいます。
ただ、こんなきれいな岩なので、建築資材などで切り出して利用していたとのことで、岩肌はえぐれていますが自然にあいた洞窟ばかりというわけでもないらしいです。

それにしても壮観の一言です。マグマが冷えて固まって、こんなに整った形になるんですね……視界いっぱいの大きく整ったきれいな岩を、自然の作り出す不思議を目に焼き付けました。もちろん、筒をぶんぶん振り回しながら元気に歩き、五つ全部の洞窟を見ました! ちょっとずつ様子が違って各々よかったです。美しい。高低差がありますので足がお元気でないと少し厳しいかとは思いますが、距離的には近いので苦も無くすべて回れました。
ところでこれは多分、特に最近では日本中あちこちで共通の注意事項だと思います。
タクシーの運転手さんはあらかじめ言っておいてくれました。
「タクシーの台数がとても限られているので、時間がわかれば帰りを早めに予約しておいてください」
そう、タクシーGOですぐタクシーが来てくれるのは、ほんとに都会のあたりだけです。そしてドライバーさんもタクシー自体も、きっと昔よりずっと減っています。地元の方も観光客も、用がある人で取り合いになりますので、基本的には(よほど元々人口の多い、屈指の観光地などでない限り)要予約、と心がけておいたほうがいいと思います。
運転手さんの助言により、玄武洞を堪能した後はスムーズに駅前に戻れました、本当にありがとうございました!
日帰り弾丸ツアーではありましたが、城崎マリンワールドも玄武洞でも、出会いに恵まれほんとによい旅でした!
で、このまま帰るところですが、私どうしても、どうしても、やり残したことがありました。
城崎。
温泉。
城崎は! 温泉地なんだ!!
さすがに浸かるのはもう時間的にも無理なんですが、お湯のひとしずくだけでも感じたい……! 温泉があるのに温泉に触れずに戻るのは嫌でございます! そして私は知っています、おひとりさまエキスパートではないけど、やっぱりひとりで温泉地に行ったことはあるもんね! こういうところって、絶対あれがあるんだ。
無料の足湯。
かくてまんまと駅近くの足湯を堪能しました! いっぱい歩いたから疲れた足に気持ちいい! 温泉最高!
そして予定通りのバスに乗り込み、今度はちゃんと温泉に浸かりたいものだとそれはもうたっぷり未練を残しながら城崎から帰途につきました。帰りも黙って座っているだけで連れ戻してくれる、本当にありがたいです! なんなら寝てしまってても大丈夫ですもんね! 高速バスありがとう! 鉄道も好きですが!
というわけで長くなりましたが、城崎マリンワールドへの旅はこれにて。また行きたい絶対行きたい。
次の記事ではいよいよわが聖地、ゼロ距離の衝撃をレポートいたします!
おひとりさまバスに乗り城崎マリンワールドへゆく 4
ところでこのとき、ととりちゃんだかあずきちゃんだかを追い回す私の傍らで、どうもジェットくんが水槽越しにフォトジェニックな感じでお過ごしだったようで、外国人観光客の小さいお子様が「この子を撮ってよ!」とばかりに私のもとへやってきて、私の手をぎゅっと握って促してくれました。知らない小さなお子様のなんとかわいいこと! 思いがけずおててにぎにぎしてもらってしまいました。かわいい(その後お子様は親御さんに促され去ってしまい、実際私が写真を撮ろうが撮るまいがどうでもよかった風でした)
ちなみに城崎マリンワールドには大きなステージがあり、そこでアシカやオタリア、イルカ、セイウチのショーを見せてくださいます。


こういうところで見せてもらうイルカの身体能力には度肝を抜かれます。そんな飛ぶ!?

びゃーん! て飛んでた

25年春まで鳥羽水族館に行っています
ショーを見てにこにこして帰ってきて、またアザラシの水槽に張り付きつつ、ほかにも大きなアシカさんが大きな円筒形の水槽を行ったり来たりするアトラクションを見せていただいたりしました。

そしてそうこうしているうちに「今からペンギンの散歩をしまーす」と、飼育員さんの声。そろそろ午後遅く、平日ともあって気づけばあたりに誰もおらず。そう、私以外は。
一人でペンギンの散歩の後をのこのこついていき、一人で飼育員さんの解説をお伺いし、一人ですべてを堪能しました! そんなつもりはなかったのですが貸し切りです! これもまたよし! ペンギンは小さいのに階段の段差もぴょんぴょん飛べてとてもえらい。大きいお友達にやさしくてくださりありがとうございます、飼育員様方!
思えばゴールデンウイークも過ぎ、そして大きな水槽も工事中とのことで、ちょうどほんとに気候がいいわりに人が少ない時期だったのかもしれません。思いがけずのんびりゆっくりじっくり、いろいろ見せてもらえて本当にラッキーでした!
さてさて、名残惜しいですがそろそろ城崎駅前へと戻ります。
実はここに来る前、もちろん城崎マリンワールドに行こうと思っていたんですが、ほかにも少し、時間が許せば、見たい! と思っていたものがありました。
文章量的には少ないですが、キリの都合で5に続きます。
おひとりさまバスに乗り城崎マリンワールドへゆく 3
かわいい写真が撮れたので写真多めでいきます!
トドの水槽と通路を挟んでお隣に、本日の目当てのアザラシの水槽がありました! そしてあっさりと……

ジェットくんを発見しました! 素人のわたしにも見分けることができましたありがとう親切マーク!

こちらの水槽の作りが、どうも下方に抜け穴のようなものがあいていて、アザラシさんたちはそこから潜っていったり、縦にも横にも色んな動きができるようになっていました。単調にならなくていいなあと思います。また、岩のような陸地も作られており、そこで給餌する様子を「アザラシのロッククライミング」というアトラクションとして見せてくれるようになっていました! アザラシはお腹で這うように動くのに岩にものぼれるのほんとにすごい。
ところでわたくし、こちらでととりちゃんに会いたいと思ったのはいいのですが、素人のため到底個体を見分けられる自信がなかったので、城崎マリンワールドさんのYouTubeなどを目を皿のようにして見て、ととりちゃんがわかるように予習してまいりました。なおととりちゃんは、ほかのアザラシさんたちより小柄で、そしてゴマフ模様がはっきりしているとのこと。ふむふむ。
また、アザラシのロッククライミングの折にも、飼育員さんが給餌しながら個別のお名前を教えてくださいます。ではそれらの予備知識とともに挑戦です。

わあ……わかりやすーい……! 一番左がととりちゃんです!
ちなみにこの並んだ写真が撮れた時は、親切な飼育員さんがわざわざ、この子は、この子は、と、名前を解説してくださいました! たまたま人の少ない平日だったためと思われますが、お忙しい仕事中にもかかわらず何たるサービス! ありがとうございます!
この時水槽にはほかにも、あずきちゃん、きなこちゃん、クルミちゃんというアザラシたちがいましたが、多分です。多分ですが、左から二番目がきなこちゃんで三番目があずきちゃんだと思います。違ったらすみません。一番右はジェットくんですね。なおほかにもずんだくんというアザラシさんがいたようですが、訪ねた時はいなかったです。現地で飼育員さんに教えてはいただきましたが、そのときはやはり特徴的なととりちゃんとジェットくんしか覚えられませんでした。帰ってからYouTubeなどで復習して、多分……と見分けてみたものです。
さてさて、分かったところで水槽の前に居座り、シャッターチャンスを狙いながらびゅんびゅん泳ぐアザラシの残像ばかりをいたずらにフラッシュメモリのデータとして蓄積します。動物を撮るときは連写だと誰かこの素人おばちゃんに教えてやってくれ。
ですがアザラシのほうが親切なのでたまにすぐ近くでゆったりしてくれます。ホスピタリティ。


ととりちゃん、眉毛の生えてるところが白く丸くなっててとってもかわいい。麻呂眉というやつ。
保護されてからのニュースなんかもYouTubeで探してみましたが、ほんとにひょろひょろにやせてたのにこんなに大きくなって元気に泳いでて……よかったなあと思います。ありがとう見つけてくれた漁師さん、そして保護してくれた皆さん。おかげで可愛い彼女に会えています。
で、ととりちゃんを夢中で付け回す私ですが、さっきから妙に気になるアザラシさんと遭遇します。
この気持ちが何なのか、私その時すぐにわからなかったのですが……




なんですかこの儚げな美少女みたいなアザラシさんは……!
ものすごくとてもとてもかわいいじゃないですか!!
とってもとってもかわいくて思わず恋に落ちてしまいました!! 君の名は!!
上に書いてあるように帰ってから改めて確認したのですが、こちらはあずきちゃんだと思います!
と、いうわけで、思いがけず目当てとしていたアザラシさんたち以外の新たな出会いを果たしてしまいました。かわいい。

上手に撮れてたのがあんまりなくて……すみません
このとき会えなかったずんだくんも水槽に戻っているようです。また会いに行きたいものです。
というわけで、動物さんたちの見分けはとても難しいですが、見分けられたら、多分より一層楽しい! と、思いました!
巻きたいですが巻ききれない 4に続きます。
おひとりさまバスに乗り城崎マリンワールドへゆく 2
ところで常々単独行動をしていると、この『おひとりさま』というカテゴライズさえどうでもいいと思えてくる私です。体感として特にどこでも珍しがられないしねえ……(と、思う) でもやっぱり二人以上でないと申し込めないなんだかかんだかもあるので、どうだろう(笑) とりあえず単独行動のいいところは、気の向くまま赴くまま、どんなルートをたどりどんな予定変更をしても気楽なところでしょうか!
続きです! いよいよ城崎マリンワールドへ足を踏み入れます! 『城崎マリンきっぷ』には、とてもかわいい引換券がついていますので、窓口で渡して入場券と替えてもらいます。いやこれほんと渡しくない気持ちでいっぱいのとてもかわいい引換券。どうにかならないのか。ください。くれ。
そしてこの時ちょうど、お魚の水槽のある施設がリニューアル工事中でして、そのかわりなのかとてもかわいいタオルハンカチをオマケでくれました! ありがとうございます! リニューアルは終わっていますので(2024.11現在)また見に行きたいです!
とりあえずずんどこずんどこ歩きます。とにかくアザラシを目指して、わきめもふらず。中年はヒレアシを目指す。と、言いながら浅いところにヒトデやちひさきうをなどおりておさな子の手を差し入れたるもまたよし(わきめを振りまくり)
アザラシ……の、前に、立派な岩のあしらわれた素敵ですごい水槽が! そこにいたのは……

トドでした! 大きなトドさんたちが泳いでいます。こちらのトドさんたちについては、城崎マリンワールドさんのYouTubeを拝見したりしてとても思い入れがあるのですが、とてもとてもすごいのですが、それは下にひとつ貼っておくことにします。
ちなみにこの日はその動画のカナタくんにはお目にかかれていませんが! また、次の機会にぜひ! あと、「トドのダイビング」というアトラクションを見ましたが、噂の超天才トド※ハマさんはやはりとてもすごかったです! そして岩の上の大きなシュンタさんもかっこよ かっこよかったですがちとこわかったです。近くにいたらとてもビビるだろう大人のオスのトドはとにかくでかい。まさに岩のよう。でもかっこいい。そしてちょっとかわいい。遠くにいてくれる分には、かわいい。でもたまにヒレに触らせてもらえたりするそうですよ! ちょっと触ってみたい。
ちなみにまだ成長途中だしお顔がかわいくてそんなにこわくないトドさんに触らせてもらったことがありますが、それはまた別の記事にて!(大きい生き物を恐れるのは生き物として自然かつ大事なことだと思っているので相手がどうあれこわいのは素直にこわい)
※ちなみにハマさんは、声だけでトレーニングができるハイパートドさんなので、なんと遠隔でもトレーニングに応じてくれるそうです。なので入院中の方とか遠出できない方でもハマさんとコミュニケーションが取れてしまうとか。それはとても とても すごい。現地に行かなくても大きなトドと遊んでもらえる! すてき!
いつも長くなりがちなので書きたいことばかりなのですが心を鬼にして巻いていきます。
でもなんだかトドの話でキリがいいのでアザラシは次の記事にまとめて。
3に続きます。
おひとりさまバスに乗り城崎マリンワールドへゆく 1
わたくし若かりし頃にミッション車の免許を取りました。ミッション車すごい。めっちゃかっこいい。今でも乗れたなら盛大に自慢できたでしょう。
ですが、ほとんど乗らずさっさとペーパードライバーになってしまいました。
我が家は私が高校生の頃からの父子家庭で、父は(特に私が若い頃は)さも昭和に生きたといった、昔ながらの厳格な父でした。私も父もコミュニケーションがうまくはなく、言いたいことがたくさん言えるような仲になったのは本当にずっとずっと後、父が晩年の頃です。晩年といってもしんみりしてしまう、ほんとに近年のことです。
で、免許取りたての昔々の私は、父に遠慮をして車を貸してくださいと言えず、結局乗れなくなってしまったのでした。とってももったいなかったと思いますが、済んでしまったことは仕方がない!
そして私は公共交通機関での移動が大好き人間になりました。
本題です。そんなこんなでどうしても移動が電車やバスなのですが、高速バスは便利で大好きです。黙って乗っているだけで遠方に、しかもダイレクトに運んでいただけまして、ありがとうございます!
そんなバスを利用して、2024年5月末、おひとりさまは城崎マリンワールドを目指しました。
城崎マリンワールドは大変有名な水族館で、なんと50もの言葉を解する天才トドのハマさんがいたり、見どころたくさんの場所ですが、そのときの私の一番のお目当ては彼女でした。
数年前、鳥取の漁港にて保護されたアザラシ、ととりちゃん……!
(以下は保護された時のニュースです、もちろん名前もついていない)
彼女は保護されたあと、城崎マリンワールドにて療養し、そのままマリンワールド住まいのアイドルゴマフアザラシとなったようです。鳥取で保護されたからととりちゃんなんでしょうか、なんてかわいい名前! つけた方天才です。待っててととりちゃん! おひとりさまが今向かいます!
あと、こちらには同じくゴマフアザラシの、はるか遠くは秋田県男鹿水族館出身の、ジェットくんという男の子もいます。ジェットくんは親切にも、額に白い筋状の大きなマークが入っていて、ぱっと見てすぐわかる親切アザラシ! 素晴らしい。素人の私にでも見つけられるはずです、きっと。
現地には大阪梅田からバスで向かいます。あらかじめ往復のバス+入場券付きのチケットを購入しておきました! おひとりさまは自分一人用ツアーの手配もぬかりありません。
↓城崎マリンきっぷ
平日だったためバスはおそれおののくほどすいていました。むしろ京都あたりであふれかえっているオーバーツーリズムの観光客様方はこちらにこそ乗るべきだと思いました。
高速バスはご機嫌に出発し、私に兵庫県のだだっ広さを思い知らしめながら道のりを走破します。地図アプリをちらちら見ながら乗車しましたが、だいぶ来たと思ってもまだ半分くらい(丹波篠山のへん)だったりして……兵庫県、長い。幅広い。よく考えたら兵庫県だけで瀬戸内海から日本海まで貫いてるんですよね……
↓国土地理院 都道府県別面積 兵庫県は12位! 関西で一番広い!
https://www.gsi.go.jp/common/000077733.pdf
車窓から表を眺めているだけで随分と多くの発見があります。兵庫県が大きいこともそうですし、途中で見た川の流れが初めて見るほど緩やかでどちらへ向いて流れているかわからないこと、また広大な田んぼ、古く大きな家、昔から穀倉地帯として豊かだっただろうと想像できること。バスは電車より速度が遅いので、その分観察できることも多いです。
電車は電車で大好きなのですが、バスはこういうところがいいなと思います。
高速バスにつきものの、道の駅やパーキングエリアでのトイレ休憩の機会では必ず降りることにしています。知らない土地に降り立つ貴重なチャンスです。ほんの少しでも訪れたことのない場所の空気を感じられるのはいいものです。
遠くに行っていつも思うのは、空が広いなあということ。住宅街に暮らしていますがどうしても、見える空は日々狭いです。その土地に田んぼが広がっているだけで、本当に空が広い。いや、住まいの近くに田んぼ、たくさんありますが、住宅街の間にうずもれていますので……窮屈そうで肩身の狭そうな田んぼなので……
さてバスは城崎駅前を通り過ぎてマリンワールドまで直行してくれます(多分乗り継がないといけない便もある)
無事到着し、わくわくしながら降りるとそこには……

海だやったー! 海、あまり縁がないので(たまに見るのは南港あたりから臨む大阪湾……)きれいな海岸はテンションが上がりますね! 特に日本海はほんの数度しか見た覚えがありません。これで三回目くらい? 瀬戸内海や太平洋とまた違うのでしょうか。獲れるお魚は違うのでしょうか。冬は荒れると聞きますがほんとでしょうか。印象としては、瀬戸内海よりも青が冷めていて黒いイメージです。でもこうしてみると別に変わりないような。
そして近くのお土産屋さんか何かの軒先にはツバメが巣を作っていました。ツバメかわいい。

入る前からテンションをマックスにもっていくのはいつものことです。
2に続きます。