おひとり様閉館後海遊館日記 最終回

長かった旅もようやく終わりを迎え……

 

思い思いに立ったり動いたりしているイワトビペンギンの群れ

イワトビペンギンはとても元気

右下のほうで二羽がむぎゅむぎゅになってるところ、なんかお盆の迎え火に使いそうな木の枝の束が置いてあった。巣材のつもりぽい。さすが動物の気持ちを大事にしていらっしゃる。ですが見守っていると、ここに山ほどあるのにわざわざ他人(他ペンギン)が持ってるやつを奪おうとしているペンギンさんがおりました。なんかありがちな、人が持ってると良く見える現象なのでしょうかね。ところでイワトビペンギンてほかのペンギンに比べてちょいワル感があるのはなぜでしょうね。髪型?(髪ではない)

 

昔このペンギンたちの巣の前に、浅い水槽があって、エイだのサメだのが泳いでいて子供たちが触れたりできるようになっていたと記憶しています。コロナ禍を挟んで? かどうかは忘れましたが、知らない間になくなってしまったように思う。子供達には残念ですが、昨今の情勢を鑑みたら仕方がないと思います。特に最近は来館者もずいぶん増えて、たくさん触られたら魚たちだって弱ってしまうだろうし、「手を洗ってから体験して」と書いてはありましたがやはり、病気になったりするだろうし。

そうそう、エイといえば、小学生の頃、海水浴に連れて行ってもらった和歌山の海で、小さめのエイがものすごい勢いで足元をすり抜けてびっくりしたのを覚えています。本来なら、そうやって自然のもとで体験できたら一番いいのかもしれませんが、みんながみんなそうはいかないですよね。ですが、こういう水族館なんかは、和歌山どころか行けないほど遠くや深くの海さえ疑似体験させてくれるので、やっぱりすごいですね。
大人と差別するわけではないですがやはり、小さい子には動物園でも水族館でも科学館でも博物館でも、海でも山でも星空でも遊園地でも、たくさんいろいろ見せてあげたいなと思ってしまいます。大人は自ら見たいものを選べますが、その自ら見たいものを選ぶためのとっかかりとして。
今思うと、好きなものはいろいろありますが、その好きなもののもともとは、やはり小さいころ親に見せてもらったなにがしかから選ばれたものもたくさんありますから。

子どもおらんねんけどな(笑)(姪や甥はいます、かわいい)

ただほんまに親御さんは大変だと思っていて、だから遠くの海に連れていく代わりに水族館で養える同じような興味もたくさんあると思うんですよ。まあそれさえも大変だとは思うんですが。お疲れ様です。

そう、だから、小さい子がいたら場所空けてよく見せてあげなきゃって思うから、こんなおひとり様限定とか本当にありがたいんですよお。大人ですが大人げなく居座れるので。

ハナヒゲウツボという小型の黒いウツボが左向きで二匹、小さいサンゴを挟んで並んでいる

なんだかすごくかっこいい。

↑「ハナヒゲウツボ」というお魚だそうです。最後にサンゴの特別展を見て終わり。
いやあ、堪能しました。ありがとうございます!最後にアンケートに答えたらシールをくれました。寝ているアシカさんのシールにしました!(いや、「ステッカー」というのでは?)(…………)スマホカバーに挟んでおこう。うむ。かわいい。

本当は終了時間ぎりぎりまでいようかな! と思ったのですが、わたくし駅前に自転車を預けておりまして……時間過ぎたら閉まってしまうのを思い出して泣く泣く切り上げました。次があれば、徒歩で駅へゆく所存。

 

実は最近少々いや大変落ち込むことがあり、少しでもと癒しを求めて海遊館をはじめ動物園や水族館に足を運び、いきものたちを見て元気をもらう日々でした。そうやって我ながらずいぶん上手に元気になれたのではないかと思っていますが、どうなんでしょうか。自分のことって案外わかりませんが。ですがその元気になる助けになっていただけて、たくさんのいのちたちを飼育・展示するお仕事に従事されている皆様方には大変感謝しています。

 

「閉館後の海遊館 Ver.おひとりさま」は、このように大変に大変に楽しませていただきました。ありがとうございます。次回があったらまた参加したいな。来年とかでしょうか。そんな毎年あるわけでもないんでしょうか。楽しみにしています。

 

最後に、わざわざ載せたいがためにYouTubeにアップしたへたくそ動画を……ちょっと勝手にカメラがピントを合わせようとして気持ち悪い感じになっていたり、撮影時の周囲の音が入っていたりしますがご容赦ください。そのへんの編集の仕方がわからぬので撮ってそのままなのです。太平洋水槽のジンベエザメさんと寝てるイワトビさんのぱたぱたです。

 

www.youtube.com

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ではこれにて終了です。

長々とお付き合い、ありがとうございました!