前回からすごい日が経ってしまいましたすみません。
件の、コンデジを手に入れた後、いかほど撮るのか。というほどに撮って撮ってとりまくっていました。写真も動画も撮るだけ撮りました。特段うまくなってはいませんが、満足感はすごいです。コンデジすごい。私でもびっくりするほどきれいな写真が撮れる。
そう、つまり、撮影者の腕がどうであれ、特になにの設定もしなくても、勝手にきれいな写真が撮れる!
力作(?)をご覧ください。
こちらは王子動物園のアシカのコエルちゃんです。撮影はオートで、私はズームしてシャッターを押したただけで他は何もしていません。
それなのにこんな……こんなにきれいに撮れるんですね……
多分なんですが、屋外で光が十分なのできれいに撮れるんでしょうか? アシカなのにまるでモデルさんのようです。ナントカでカントカのアイドルです。(知ったかぶりをする)
こちらの写真たちは、5月にカメラを手に入れた後、少しズーム撮影の練習を出先の鳥さんなどでした後に、いざ撮影せんと意気揚々と王子動物園に赴いて撮りました。
水族館や動物園に行くのが好きで、またお寺や神社に行くのが好きで、出先でそれはたくさんスマホで写真を撮るのですが、もっと大きくきれいに撮りたい! という欲求があり、それがある程度満たされると前記事の鵜で証明できたためこの日は鼻息荒らく出かけ、もういいよ! というほどに大量に写真を撮りました。
そのためまだまだたくさん写真はありますが、あれもこれも載せたいのですがきりがないので泣く泣く厳選します。
王子動物園のアシカ池には、カイトくんという大黒柱を筆頭に、コナツちゃん、スミレちゃん、各々のこどものココナッツちゃんとトトマルくん、そしてYouTubeなどで大変有名な桂浜水族館から社会勉強にやってきた上の写真のコエルちゃんが暮らしています。(2024現在)
アシカは体色が暗いので、目が開いてるのか閉じてるのかわからない写真ばかりになりすみません。二枚目のコエルちゃんはうっすら開いています。
この日は滞在時間の大半アシカ池にはりついて、まさに取りつかれたようにシャッターを切っていたので、ほかの動物の写真がほとんどありません。それでもアシカのつやつや感だけでなくマヌルネコのふささ感もしっかり撮れてくれていたので、この新たに手に入れた相棒はとても良いと思いました!
本当は写真とともに施設全体の紹介もできたらいいのですが……そんなわけで紹介に使える写真がなにもない!
なので一つだけ、すごいなと思ったことをご紹介。
動物園や水族館の生き物たちが、餌の時間に飼育員さんにあれこれ指示されて「芸」をしているのを見たことがある人は多いのではと思うのですが、あれは「ハズバンダリートレーニング」といい、芸ではなくトレーニングのひとつだそうです。
例えばじっと待機してもらう練習、飼育員さんが動物の体に触らせてもらう練習。
体を起こしたり倒したり、転がったり手をあげたり、痛がったりしないか嫌がったりしないか、口がきけない動物のコンディションを観察するのに役立つそうです。もちろん見に来ているお客さんにもかわいくて楽しくてよいことなので一挙両得。
また、目薬を差す練習、おしりから検温する練習、すごいところになると採血する練習。
手でサインを出し、声をかけて動物と協力して、体の状態を確認し、あるいは治療となったときにできるだけ負担少なく協力してもらうために、日々トレーニングすることで工夫されているそうです。
で、王子動物園のブログを見て、すごいな! と思ったのが、上のアシカのカイトくんのトレーニング。
カイトくんはほとんど目が見えないそうです。だから飼育員さんのサインが見えません。けれど王子動物園の飼育員さんたちはそれであきらめず、なんと、指示棒の先に魚の汁でにおいをつけて、その指示棒を誘導に用いてカイトくんとトレーニングできるようになったとのこと!
拍手喝采すぎませんか? 飼育員さんたちは本当に動物たちのことを考えているんだなとつくづく思いました。
↓王子動物園のブログに詳しく載っています。
そんな飼育員さんたちが大事に飼育して見せてくれている動物たちに会いに、今後もあちこち行きたいなと思います!